「自転車保険を加入する決め手となる3つのポイント」

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自転車保険を加入する決め手となる3つのポイント

自転車保険について、興味や関心を持っている人は多いです。
しかし、警視庁の調べによると、自転車対歩行者の事故を起こした自転車運転者の損害賠償責任保険などの加入率は約6割にとどまっており、加入者数が少ないのが現状です。
実際に自転車保険に加入している人はどのような理由から加入しているのか、自転車保険の内容と一緒にご紹介します。

■自転車保険とは

自転車保険は、自転車による事故に備えた「個人賠償責任補償」や「傷害補償」のことです。
主な補償 は、被保険者(自転車に乗っていた本人)のケガによる通院や入院の補償や加害者となってしまった場合に備えた個人賠償責任補償などです。
特約として、被害者との示談交渉サービスや弁護士費用の補償、自転車ロードサービスといった付帯サービスもあります。

・個人賠償責任補償は加害者となり責任を問われたときの補償

個人賠償責任補償は、自転車事故で他人をケガさせたときの補償だけではなく、日常生活におけるトラブルにも対応していることがほとんどです。
具体的には、次のようなケースが補償の対象になるといわれています。

・(自転車に限らず)他人をケガさせた
・買い物中に商品を破損させた
・子どもが他人の家の窓ガラスを割った
・飼い犬が歩行中の人にかみついてケガをさせた

例をあげるとキリがありませんが、生活で起こりえるさまざまなシチュエーションにおいて補償対象となるケースが多いようです。

・自分が被害者の場合やケガをしたときは傷害補償

傷害補償は、個人賠償責任補償とは逆で、自転車に乗っているときに転倒してケガをしたときや、自分が歩行者のときに自転車とぶつかってケガしたときなどが対象です。
傷害補償の内容としては、ケガをして入院したときに受け取れる「入院保険金」や「入院一時金」、ケガの治療で通院しているときに受け取れる「通院保険金」があります。
事故によって無くなった場合には「死亡保険金」、後遺症が残ったときには障害の程度に応じた「後遺障害保険金」なども補償に含まれていることがほとんどです。

■自転車保険の加入の決め手

自転車には、自動車のように加入が強制されている保険がありません。
しかし、自転車も乗り方によってはスピードが出る危険な乗り物で、歩行者とぶつかればケガをさせてしまう可能性も高いです。
自分がケガをするリスクもあるため、実際に自転車保険に加入している方の多くが、万が一のときに安心という考えから加入しています。 加入の決め手になったポイントは、大きく分けると「経済的負担の軽減」「自分のケガの治療費に対する備え」「自治体による自転車保険加入の義務化」の3つがあります。

 

1.経済的負担の軽減

自転車保険が注目されるようになった背景には、自転車事故による賠償金が高額化していることがあります。
2013年7月4日に神戸地方裁判所で判決が出された、自転車に乗っていた子どもが女性とぶつかって意識不明にさせた自転車事故では、子どもの母親に対して約9,500万円もの賠償金の支払いが命じられました。
このように、自転車の事故でも自動車事故と大差がないほど高額な賠償金を請求されるケースが実際に起こっています。
高額な賠償金となると、負担が大きくて支払えないケースが少なくありません。
そのため、万が一事故をしたときの経済的負担を軽減するため、自転車保険に加入する方が増えています。

 

2.自分のケガの治療費に対する備え

自転車事故では、転倒などの不慮の事故で自分がケガをすることも多いです。
かすり傷程度で済むこともありますが、打ち所が悪ければ手術や入院生活を余儀なくされる可能性もあります。
手術や入院の必要性があるほどのケガをすると、仕事やこれまでのような生活に戻るまでに時間がかかり、経済的に苦しい状態になりやすいです。
大人の場合、自分が働けなくなってしまう可能性もあるため、大きなケガによる経済的なリスクに備えが自転車保険の加入の決め手となったという方も多いです。

 

3.自治体による自転車保険加入の義務化

自転車保険は任意保険のため、必ず加入しなければならないということはありませんでした。
しかし、昨今の加害者に高額な賠償金を請求する事例が増えていることを受け、被害者の保護や加害者側の経済的な負担を考えて、一部の自治体では自転車保険の加入を義務化もしくは努力義務としています。
【義務化されている自治体】
・東京都
・大阪府
・名古屋市
・相模原市  など
【努力義務としている自治体】
・愛媛県
・群馬県
・熊本県
・兵庫県 など
この義務化の流れをきっかけに、自転車保険に加入したというケースも多いようです。

■自転車に乗る家族がいるなら家族型

自転車向けの保険は、さまざまなプランがあります。一般的なのは自転車によく乗る本人のみのプランです。
月額数百円から加入できる保険が多いですが、自転車に乗る家族が多いのであれば、一人ひとりに保険をかけるより、家族で加入できる自転車保険を選ぶのが無難でしょう。

■万が一のために自転車保険へ加入しよう

自転車は、免許もいらない身近な乗り物で、通勤や通学、普段の生活などで利用するという方も多いです。
自動車と比べると危険な印象があまりありませんが、自転車も車両の一種です。
重大な自転車事故によって自分がケガをしたり、他人にケガを負わせたりする可能性もあるため、リスクに備えて入っておくと安心でしょう。

自転車保険を加入する決め手となる3つのポイントをまとめましたので加入する際のご参考にしてください!