シニア向け自転車保険の特徴

自転車保険

日本の自転車保有台数は自動車とほぼ同じ台数で、約7,200万台に上ります。また人口の高齢化に伴い元気なシニアが増え、自転車を楽しみながら乗り回す場合が多くなりました。
自転車は手軽で、とても手ごろな乗り物であり、運転免許なしで乗ることが可能です。

しかしながら最近、自転車による死亡事故がマスコミを賑わす様になりました。
また事故の傾向を年齢から分析しますと若者の場合は自転車による加害事故、高齢者の場合は自動車との接触による被害事故が発生する傾向にあります。

さらに、社会情勢として自転車保険を義務つける自治体が増えてくると予想されています。
そのような環境下で保険会社も「シニア向け自転車保険」を取り扱うようになってきました。そこで今回はシニア向けの自転車保険についてポイントを説明します。

加害事故及び被害事故を保障

自転車事故の70%は自動車との接触事故です。この場合、一般的に自転車側は「被害者」となります。
被害者側となった場合は加害者側との交渉が大変です。

自転車保険に入っていれば、加害者との交渉は全て弁護士が対応してくれますので安心です。

自転車事故の30%は歩行者との接触事故と自損事故です。
加害者になってしまった場合でも、被害者になった場合でも補償の対象になります。

日常生活におけるケガも補償対象

例えば駅の構内で転んでケガをした場合、ハイキングでケガを負った場合、ゴルフ場でケガ負わせた場合など自転車と関係ない事故でも保証してくれます。
70歳のシニアと言ってもまだまだ元気でゴルフは勿論、山登りハイキングなど、屋外でのスポーツやレジャーを楽しむ人が増えています。

家の中でも事故は起こりますが、屋外では事故の可能性が高くなりますので、日常生活による事故補償があれば安心です。

80歳、90歳でも加入できる

加入する保険により年齢条件が異なりますが、おおむね70歳以上で加入でき、年齢の上限もまちまちですが、年齢制限を設けていない(例えば100歳でも可能)保険もありますので、ライフスタイルに合わせ加入する保険を選択することができます。

契約者は本人以外でも可能

加入者が契約者である必要はありません。
たとえば80歳の男性Aさんが自転車保険に加入する場合、Aさんの子供である50歳のBさんが契約者になれます。
もちろんAさんのお孫さんである25歳のC子さんが契約することも問題ありません。

高齢者は契約などを面倒くさがりますので、お子さんやお孫さんなどインターネットでの契約に慣れている人が行えるのはとても好都合なのです。

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