自転車保険の必要性について

自転車保険

注意していても、起こってしまう可能性のある交通事故。
もし、保険に加入していたら・・・と後悔する前に
自転車保険のメリットをご説明します。

自転車保険のメリット

経済的負担の軽減

ロードバイクも人気になってきた最近では、自転車による交通事故は年間約11万件起きています。
中でも歩行者との事故は年間約2,500件弱・・・
こういった場合はほぼ100パーセントの確立で自転車が加害者となってしまいます。
(警察庁交通局「交通統計平成25年版」より)
自転車での事故とは言え、相手に重大な障害を負わせてしまったり、死亡させてしまうケースも多く、実際に何千万円と高額な賠償金の支払を命じられた判決もあるのです。
自転車保険には法律上の賠償責任を負った際に、個人賠償責任保険として支払の対象となるものもあります。
また、個人賠償責任保険は日常のトラブルによる賠償請求もカバーしてくれる保険会社もあります
例えば
・自転車で走行中、歩行中の女性と正面衝突し約9,500万円の支払を命じられた。(神戸地方裁判所平成25年7月判決)
→自転車保険に加入していれば、全額負担(※)も可能です。
※保険会社や料金プランにより、支払可能額が異なります。

示談交渉サービス

自動車保険では多くの場合ついているサービスで、事故などでの加害者と被害者の示談交渉を代わりに行ってもらえるサービスです。
当事者同士での話し合いだと難航する事も多いので、専門家に任せることが可能です。
自転車保険の場合は保険会社によってはついていないこともあるので、契約の際にはよく検討しましょう。

例えば
・自転車事故後、事故の責任割合を決定する為示談交渉を行ったが両者譲らず、なかなか決着が付かずスムーズにことが進まない。
→自転車保険の示談交渉サービスを利用すれば、弁護士や保険会社など交渉のプロが代理として話し合いに応じてくれます。
話し合いが難航すると精神的疲労も大きくなります。
気持ち的に追い込まれず、落ち着いて判断をするためにもプロに任せると安心です。

ケガの保障

自転車走行の際に負った自身の怪我の治療費を、傷害保険によって補償してくれます。
保険会社によって、支払われる額や内容が異なりますが、主に

  • 入院保険金
  • 手術保険金
  • 死亡・後遺障害保険金
  • 通院保険金
  • 入院一時金

などが支払われます。

自転車保険の場合、「交通事故傷害保険」というタイプが多く、こちらのタイプの保険だと自転車のみならず電車やバスをはじめ飛行機、船やヨット、またベビーカー、エレベーターなどに乗っている際の事故も対応してくれます。

例えば
・自転車走行中、乗用車と衝突。5日間の入院と手術を行った。
→入院一時金、入院保険金、手術保険金が支払われた。※
※保険会社や料金プランにより、支払額や支払内容が異なります。

最後に自転車保険によって補償される対象を確認しておきましょう。

1.事故相手(被害者)の身体や生命に対する賠償
2.事故相手(被害者)の財産(モノ)に対する賠償
3.自分自身の身体や生命に対する賠償
大きく分けて以上の3つになります。

特に自分が加害者となり、事故を起こしてしまったときの経済的負担はかなり大きなものとなります。
いざという時に備えて、自転車保険に加入してみてはいかがでしょうか?

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